はずしたスキー板を立てた時、腰を痛めた男性(高崎市・32歳)

2022年03月1日

以前に当接骨院に通っていた、職場同僚の知り合いの話をその同僚から聞いてホームページをご覧になり、ネット予約をいただきました。
ありがとうございます。

こちらに来られる11日前に、スキー場でスキー板をはずして立てたときに腰に違和感を感じて痛みも出てきたとのこと。

湿布を貼ったりストレッチ運動をしたりと、ご自分で対策は講じたものの腰の具合は変わらず、週末にはまたスキーに行く予定があるので何とかしたいとおっしゃいます。

高校・大学時代にはバレーボールに打ち込んでいらっしゃったご本人、その影響で右肩も調子が良くなく、右肩が痛くなると頭痛がするときもあるそうです。

今の世の中の状況が落ち着いたら、社会人のバレーボールのチームに入ることを望まれていて、そのためには右肩のコンディションも整えたいとおっしゃるご本人。

まずは腰の回復を優先して、それから右肩や身体のケアをしていくことにしました。

 

検査をすると、骨盤の右側にに妙なズレがあり、腰をひねる動作にも左右に差がありました。
身体はもともと硬い方だとおっしゃっていましたが、筋肉の質は比較的しなやかでした。

 

ホットパックで首から肩と腰を温めてから背骨と肋骨をつなぐ関節の調整骨盤の微調整を行ない、続けて古武術ゆかりの整体法を施してチェック。

腰の動きは左右の差が減って、骨盤の微妙なズレは見られなくなりました。

翌日、2回目のご訪問。腰の具合をお尋ねすると、「今日の午前中までは調子が良かったけれどもデスクワークが長く続いてしまったためかまた痛みがでてきた」とのことでした。

 

ホットパックで首と腰を温めてから背骨・骨盤・足の調整とすねの骨の調整を行なうと「何か楽ですね」とご本人。

予定通りスキーに行けそうで良かったです。

スキーの前後にウォームアップ、クールダウンはしっかりするようにお伝えして今回はここまで。

スポーツ経験者の方によくあることですが、「どこか痛くて当たり前」「ちょっとくらい痛くても大丈夫」という人も珍しくありません。

けれども、10日を過ぎても目に見えた回復もないというのは楽観視できるものではありませんし、このまま放っておいたら「こじらせて」しまい、若いとはいえ慢性化する可能性もあったでしょう。

そうなる前にこちらに来ていただけたのはある意味ラッキーで、施術の反応も良くて安心しました。

人の身体、特に筋肉は使わなければすぐに衰えて使い過ぎたり使い方を間違えると痛めたり壊れたりします。
何事もほどほどが理想ではありますが、現実ではそうもいかないことの方が多いのかなと思います。

一生付き合っていく自分の身体。いつまでも元気でやりたいことができるように定期的にいたわってケアしていくことが大切ですね。

 

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