キックボクシングで右ひじを負傷した男性(高崎市・45歳)
2022年07月27日
最初に当接骨院に来られたのは昨年の10月。腰の不調でした。
4回の施術でほぼ回復し、11月の群馬マラソンは完走できました。
身体を動かす仕事ということもあって、それ以来2週間に1度のペースで通われ身体のケアをされています。
3歳の時に右ひじの骨折で手術、高校時代に右肩の亜脱臼を経験されているとのことで、元気で動けることの有り難さを実感なさっているようです。
今回、体調をお尋ねすると「右ひじが痛みます」とご本人。お話を伺うと5月から始めたキックボクシングが原因と思われました。
試合に出るつもりはなく、ジムがご自宅から近いので体力づくりとストレス解消のために始めたそうです。
右ひじを動かさなければ何ともありませんでしたが、曲げた時と親指側にひねった時に痛みが出ました。
まず首から肩と腰をホットパックで温め、同時に右ひじに低周波の電気治療器をかけ、次に背骨・骨盤・足の調整と右前腕(ひじから先)の筋肉の調整、右ひじの関節と右手首の関節を締める整体法を行ないチェック。
右ひじを曲げても親指側にひねっても痛みはかなり減っていました。
「全然違いますね」とご本人。
仕上げに肩甲骨の動きをよりスムーズにする整体法を行なってこの日はここまで。
パンチを打つ時のフォームに気を付けるようお伝えして、特に問題なければまた2週間後に来ていただくことにしました。
スポーツにケガは付きもの、などとよく言われます。プロのトップ選手がケガに襲われて実力を出し切れなくなってしまったり引退を余儀なくされることもありますね。
名選手は大ケガをしない、と言う人もいます。
プロのアスリートであれ健康のための運動であれ、ケガがないことがベストなのは言うまでもありませんが、なかなかそうもいきません。
当接骨院は、スポーツをしている人はスポーツを続けながら出来るだけ早くケガを回復させることを念頭に置いて施術を行なっています。
もちろん、負傷の状態によっては休むことが必要なケースはあります。
それ以外の、不調は感じるけれども動かせるくらいの状態のときは出来る範囲でプレイを続けながら回復を目指します。
ケガの回復だけでなく再発を防ぐことやパフォーマンスのアップも考えて施術を行なっていますので、不調を感じる場所だけでなく身体全体のバランスを整えていくことが大切になります。
真剣にスポーツに取り組んでいる人はもちろん、好きなスポーツを長く楽しんでいきたい人も定期的な身体のケアをしていくことをおすすめします。