スクワットで?股関節と膝の不調があった女性(高崎市・26歳)
2022年01月23日
2か月ほど前からスクワットと3㎞のウォーキングを始め、今年に入ってから妊活を始めたそうです。スポーツ歴はありません。
1か月前、スクワットをしていたら右の股関節付近と同じく右膝の前側から内側に痛みを感じ、それから運動は控えていたとおっしゃいます。
そのうち良くなるだろうと思っていましたが不調は変わらず、グーグルマップでご自宅から近い当接骨院を見つけてくださりお電話をいただきました。
ありがとうございます。
右脚を少し引きずった歩き方で来られたこの女性、右膝の曲げ伸ばしがぎこちなく、腰掛けていると右股関節から腰にかけて不具合があるとのこと。
お仕事がほぼ座りっ放しのPC作業なので少なからず影響が出ますね。
股関節と膝のほかに肩こりやふくらはぎのむくみ、冷えも気になるとおっしゃるご本人。
身体全体のバランスもみていく必要があります。
まず、首から肩と右膝、右股関節周辺をホットパックで温めてから肋骨と背骨をつなぐ関節と骨盤の調整、古武術ゆかりの整体法、身体の軸を整える施術を行ないました。
翌日、具合をお尋ねすると「座っているときの痛みはなくなりました」とご本人。
腰を前屈させるお辞儀の姿勢をとると嫌な感覚がある、ともおっしゃいます。
ホットパックで温めた後、身体を微妙にユラユラと揺らす施術と古武術ゆかりの整体法、お尻の奥の方の筋肉を調整する整体法を行ないました。
4日後に3回目のご訪問。楽になって気になることはほとんどないとおっしゃるご本人。1か月続いた不調が早く回復して良かったですね。
身体の左右のバランスをチェックすると、左から押されたときに踏ん張りづらい状態でした。
ホットパックの後で背骨・骨盤・足の調整と古武術ゆかりの整体法、身体の軸を整える施術を行なうと、左から押されても踏ん張れるようになりました。
今回の不調の原因がスクワットであったのかどうかは、正直なところ分かりません。スクワットのフォームも特に問題ありませんでした。
賢明だったのは、痛みを感じた時に運動を控えたことです。もし頑張り過ぎてスクワットやウォーキングを続けていたら回復までの道のりは遠くなっていたことでしょう。
不調や不具合は身体からのサインです。「無理するなよ」「ちょっと休んだら?」と身体が教えてくれているのです。
そんなときは、できるだけ早くお医者さんにかかったり、筋肉や関節など運動器の不調であれば接骨院・整骨院などに相談することをお勧めします。
仕事が忙しくてそうもいかない、そんな人は不具合を感じる動きや姿勢はできるだけやめるよう心掛けましょう。時間を作って早目にケアする方が良いのは言うまでもありません。
自分の身体はひとつ、大切にしましょう。