ベッドから起きたとき腰が悲鳴を上げた男性(高崎市・45歳)

2022年08月16日

お電話をいただき約3年ぶりに当接骨院にいらっしゃいました。

 

例のウィルスに感染・発症してしまったとのことで、2,3日で身体の状態は落ち着いたものの10日間の安静を余儀なくされました。

 

前日の朝、ベッドから起き上がろうとしたときに腰の左側にビリッという衝撃を受けてしばらく身体が固まってしまったそうです。

「長時間にわたって同じ姿勢で動画を観ていたからかも・・・」とおっしゃるご本人。

一晩明けても腰の辛さはあまり変わらず、ちょっとした動きで「ウォッ!」と声が出て表情もこわばります。

腰回りの筋肉の緊張が強いと施術にも影響するので、できるだけゆっくりと動いていただき不調の出方を確認して施術を始めました。

 

まず、干渉波の電気治療器を腰の左側にかけてから肋骨と背骨をつなぐ関節の調整と骨盤の微調整、お腹の奥の方の筋肉をゆるめる施術を行ないました。

次に足の調整と背中を支えながら立ったり座ったりを繰り返す整体法を行ない、湿布を貼ってこの日はここまで。

無理なくできる範囲でダラダラ動いているようお伝えしました。

翌日、2回目の施術。

腰の具合は少し回復されて歩く姿勢は背すじが伸びていましたが、横になってから起き上がるときには「ウッ」と声が出てしまいます。

干渉波の電気治療器をかけてから背骨・骨盤・足の調整と腰から太ももにかけての筋肉をジワーッとゆっくり押していく施術を行ないました。

起き上がっていただくとき、辛そうではありましたが声は出ませんでした。


2日後に3回目の施術。
結構楽になってきました」とおっしゃるご本人。

腰とお腹をホットパックで温めてから古武術ゆかりの整体法と、お尻の奥の方の筋肉をほぐしていく施術を行ないました。

横になった姿勢から起き上がるときに声は出ず、スムーズに起きることができました。

また2日後に来ていただくことにして、この日はここまで。

休み明けのお仕事には間に合いそうですね。

 

程度の強いケガをしたときやじっとしていても辛いときは、不調を感じる場所を動かさずに安静にすることが安全策です。そのうえで出来るだけ早く手当てを受けることをおすすめします。

 

一方、動かなければ不調は感じなくて辛いなりにもどうにか動けるのであれば、無理のない範囲でダラダラと動いて出来る範囲で普段どおりの生活をしていた方がより早い回復が期待できます。

手当てが早い方が回復も早いのは言うまでもありません。

辛いからといって動かずにじっとしていたり横になりっ放しでいると、血流も滞って回復は遅れます。

また、気になる場所を強い力で押したり強い刺激を与えるのは危険が伴うのでやめた方が良いです。

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