反り腰でお悩みだった産後3年の女性(高崎市・31歳)
2022年07月21日
「高崎・反り腰」で検索、当接骨院をみつけてくださりネット予約をいただきました。
ありがとうございます。
3年前に出産、産後のケアは特になさっていなくて、お仕事はデスクワークとのこと。
お話をうかがっていくと、反り腰のほかに肩こりや足のむくみ、便秘、尿漏れ、下腹部のたるみなどいろいろとお悩みが出てきました。
産後のケアを受けたことがなくご本人も「産後の骨盤矯正」をご希望だったので、まずは当接骨院で行なっている産後の骨盤矯正を施術して、経過をみながら必要な場合は他の施術を行なっていくことにしました。
検査をすると、骨盤の左側に比べて右側が後ろにねじれていて、左の股関節が右に比べて外側に開いていました。
膝の関節が通常よりゆるく、やや不安定だったのでお尋ねすると「10年クラシックバレエをやっていたからかもしれません」とのことで、ご本人も自覚はありました。
日常生活に不便はないそうです。
検査を終えて、施術に入りました。
まず腰から太もも周辺の筋肉の緊張を取り除き、次に骨盤の微調整を行なって最後にお尻やお腹の奥の筋肉を引き締める筋トレをしました。
ここまでで15~20分です。
チェックをすると、骨盤のねじれと股関節のアンバランスは解消されて下腹部ははじめより引き締まりました。
「エッ!?」と驚くご本人。
反り腰にも変化が見られました。
お腹の奥の方の筋肉を刺激する干渉波の電気治療器をかけてこの日はここまで。
1週間後、2回目のご訪問。
全体的な身体の調子は良くなって安心したのですが、腰の反り具合が気になってしまい毎日確かめていたらだんだんとまた腰が反ってきてしまった、とおっしゃいます。
バレエを10年間続けられた方なので運動することは特別苦にはならないとのことで、施術後に自宅でできるセルフケアをご紹介しました。
頑張り過ぎてしまうのが少し心配だったので、やり過ぎには注意するようお伝えしました。
10日後に次回の予約をいただき、この日はここまで。
また一緒にがんばっていきましょう。
反り腰に明確な定義はないのですが、いわゆる反り腰でお悩みの方は少なくないと思われます。
「反り腰」とは、読んで字のごとく腰が前に反っている状態を言います。
当接骨院では、壁に後頭部とかかとをつけて立ったときに腰の部分に自分の握りこぶしが横方向(親指から小指)に入るスペースがあるかないかをひとつの目安にしています。
腰が前に反る原因は、骨盤の開きや前傾、骨盤周りの筋肉のアンバランスが挙げられ、身体の後ろに重心がかかってしまい腰が反りやすくなります。
反り腰の結果、腰痛が起きることも多くあります。
1度や2度の施術で反り腰が一生なくなることはありませんが、定期的にケアしていくことで解消されていきます。