寝違えてうがいが出来なかった女性(高崎市・49歳)

2022年02月12日

約6年前に交通事故でのムチウチで通われていました。
ムチウチは回復してそれ以来、不調があると足を運んでくださっています。
いつもありがとうございます。

昨年は左肩に五十肩の症状が出てしまいましたが、しっかり通っていただき今は良い状態が続いています。

今日は首から右肩甲骨の内側に寝違えたような痛みがあるとのことでした。
原因として何か思い当たるものはないかとお尋ねすると、1週間くらい前に右側を下にして長時間寝ていて、その間寝返りを打っていなかったようだとおっしゃいます。

 

寝返りを打たずに同じ姿勢で寝ていると、筋肉が硬くなってしまい傷みやすくなります。
疲労がたまっていると寝返りを打ちづらくなることもあるので、それも原因のひとつかもしれません。

検査をすると、肩の動きには問題はありませんでしたが首の動きはぎこちなく、左右を向く動作と上下を向く動作に制限がありました。
特に上を向くのがたいへんで、「うがいができないんです」と女性。

今の時季にうがいができないのは困りますね。

まず、ホットパックで首から肩とお腹を温めてから背骨・骨盤・足の調整と前腕(肘から手首)の筋肉の調整、肩甲骨周りの筋肉の反射を利用した整体法を行ないました。

首の動きをチェックすると、「左右はだいぶ楽になったけど上下を向くのは痛いです」とご本人。

不調が1週間ほど続いていたこともあってか、少しこじらせていたようです。

次に、頚椎(背骨の首の部分)と肋骨をつなぐ関節の調整と首を無理なく動かしながら痛みを減らしていく整体法を行なうと「動かせるようになりました、すごい」と笑顔が見られました。

首まわりを冷やさないよう気を付けることをお伝えして2週間後にまた来ていただくことにして、今回はここまで。
お大事になさってくださいね。

成人の頭の重さは4~6㎏ほどあるとか体重の10%くらいと言われています。下を向くとこの数倍の負荷が首にかかり、首・肩・背中の筋肉でその重さを支えています。

パソコン作業や長時間のスマホ操作で首まわりの筋肉がこり固まってしまったり、寒さで背中を丸めているとほんの少しの衝撃で首や背中を傷めることがあります。ストレートネックが原因で寝違えやすくなる人もいらっしゃいます。

寝違えに限ったことではありませんが、日頃から十分に睡眠や休養をとれれば良いのですが実際はなかなかそうもいきませんよね。
そんな中でも、お風呂に入る時間は確保したいものです。

特に今のように寒い時季は、40℃くらいのややぬるめのお風呂で15分くらい温まると血流がよりスムーズになって筋肉も柔らかくなって、気持ちもリラックスできます。

定期的に身体のケアをしてバランスを整えておくことも健康のためには大切です。

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