慣れないパンプスを履いて腰が痛くなってしまった女性(高崎市・52歳)

2022年03月16日

「腰痛・高崎」で検索、当接骨院のホームページをご覧になり、ネット予約をしてこちらに来られました、ありがとうございます。
職業は保育士さんです。

2月の終わりに正装をする用事があり、ふだんは履かないパンプスを履いたそうです。

ご本人がおっしゃるには、身長が高めなのでヒールは2,3センチくらいだったのですが、1日中そのパンプスを履いていたらだんだん腰からお尻の左側が痛くなってきて、3月のはじめに不調が強くなり車の運転もたいへんになってしまい、ふとしたときに両膝がガクーンと崩れるようになった、とのことです。

毎年4,5月に腰の具合が悪くなることが多く、仕事で両脇に子どもを抱えることもあって身体の負担が大きいとご自分で分析されています。

持病や入院歴はなく、中学時代にソフトボール、現在はソフトテニスを少しされることがあるそうです。

腰に不調があると仕事にも支障が出ますし、車の運転がたいへんだと通勤にも困ってしまいますね。

検査をすると、背骨をはさんだ左右の筋肉のバランスが崩れていて、仙腸関節(骨盤の関節)の右側が後ろに、左側が前にわずかなズレが見られました。

まず、ホットパックで腰とお腹を温めてから背骨と肋骨をつなぐ関節の調整と仙腸関節の微調整を行ないチェック。
筋肉のバランス、仙腸関節のわずかなズレともに良い方向に変化がありました。

続けてお尻の奥の方の筋肉の緊張を緩める整体法足の調整、腓骨(すねの外側の骨)の調整を行ないました。

次回まではあまり日数を開けない方が回復は早いのですがお忙しいとのことで、自宅でできるエクササイズをご紹介して10日後に予約をいただき、今回はここまで。

しっかり回復させて本来の状態を取り戻しましょう。

身体の歪みや骨盤のズレを気にする人は少なくありません。テレビの健康番組でもそれらを取り上げることがありますね。

実は、ひと口に「歪み」とか「ズレ」と言っても2ミリ、3ミリ程度のものです。見た目上の脚の長さを気にする人もいますが、1日の中でプラスマイナス2センチ変わるのはごく普通のことです。もし骨盤が1センチもズレているとしたら、事故などで大きな外力が加わったか病気でしょう。

「歪んで」いても「ズレて」いても何の不調も感じずに元気でいる人もたくさんいらっしゃいます。
「歪み」や「ズレ」を殊更に大きく取り上げて人の不安を煽るのは、私は感心しません。

ただ、ほんの少しの「歪み」や「ズレ」が原因で身体の不調が起きることも確かにありますので、そんなときは早めに手を打つことが回復への近道ですし、日頃の身体のケアも元気な毎日を送るためには大切です。

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