洗濯物を取ろうとしてぎっくり腰になってしまった男性(高崎市・42歳)
2022年05月18日
以前に奥様が腰痛で当接骨院に通われていたことがあり、そのご縁で何かアクシデントがあるとご連絡をいただきます。
ありがとうございます。
今回は、ぎっくり腰でした。
前日の夜に、床にあった洗濯物を取ろうとして前かがみになったときに腰に痛みが走った、とのこと。
前かがみになるのがいちばん辛いとおっしゃいます。
ひと晩明けて状態はやや落ち着いたものの具合が悪く、お電話をいただきました。
負傷の原因がはっきりしていてお医者さんにもかかっていないとのことで、健康保険を使っても良いケースでした。
まず、干渉波の電気治療器をかけてから背骨と肋骨をつなぐ関節の調整と背骨と背骨をつなぐ筋肉の過度な緊張をゆるめる施術、次に動かしながら痛みを減らしていく施術を行ない、湿布をお渡ししてこの日はここまで。
翌日から1泊でご家族で温泉に出掛けるとおっしゃるご本人。動かずにじっとした状態では痛みは出なくなっていたので問題ないと判断しましたが、負傷したばかりのときはお風呂に入ったりお酒を飲んだりはやめた方が身体には良いので少し心配ではありました。
3日後に2回目のご訪問。
具合をお尋ねすると「少し良くなってきました」とご本人。心配が的中しなくて良かったです。
ホットパックで腰とお腹を温めてから背骨・骨盤・足の調整と身体を弱い力でゆらす整体法、背骨と背骨をつなぐ筋肉の緊張をゆるめる施術を行ない、湿布をお渡しして2日後に来ていただくことにしました。
3回目のご訪問。
「腰にあまり気を使わなくなりました」とおっしゃるご本人。「これ、ぎっくり腰なんですか?」とのご質問を受けました。
お話を伺った限りではいわゆる「ぎっくり腰」ですね、とお答えすると「へぇ~」と少しびっくりされた様子でした。
もっと具合が悪くなるものだと思っていたそうです。
ぎっくり腰にも軽いものから重いものまであります。
ちなみに、正式名称は「急性腰痛」といいます。
ホットパックで腰とお腹を温めてから古武術ゆかりの整体法を行ない、次は3日後に来ていただくことにしました。
4回目のご訪問。
「ほぼ大丈夫と思います」とご本人。順調に回復されて良かったです。
ホットパックの後で背骨・骨盤・足の調整と腰・太もも周辺の筋肉にジワーッと刺激を入れる施術を行ない、今回でこの件は一区切りつけることにしました。
どうぞお気を付けて。
負傷の原因がはっきりしている場合は、他にいくつかの条件はありますが接骨院・整骨院では健康保険を使った施術を受けることができます。
全額自費での施術とは違って法律上あまり手の込んだことはできませんが、料金の負担は少なく済みます。