部活で右ひざを負傷したバスケットボール部の男性(玉村町・16歳)

2022年05月13日

お母様からお電話をいただき、2人でいらっしゃいました。
ありがとうございます。

ご本人は当接骨院の近所にある高校の2年生でバスケットボール部に所属しているとのこと。

1~2週間前に部活の練習中、右脚を強く踏み込んだときに右膝の膝蓋骨(膝のお皿)の下に痛みを感じたとおっしゃいます。

練習が終わる時刻が遅いことが多くて整形外科にかかりづらく、練習中はにサポーターをしてしばらく様子をみていたら具合が悪くなってきたので不安になり、手当てを受けることにしたようです。


右足を少し引きずる歩き方でしたが歩いているときに痛みは感じず、階段の上りで痛みが増して下りではそれほどでもないとのこと。

圧痛(押したときの痛み)はほとんどなく、膝の曲げ伸ばしに問題は見られませんでした。

ご本人が気になさっているのは右膝ですが、大腿直筋(太ももの前側の筋肉)が損傷している可能性が高いと判断しました。

大腿直筋は骨盤の下の方から太ももの前側を通って膝蓋骨の下につながっている筋肉で、主に膝関節を伸ばす働きをします。

右足を強く踏み込んだことで大腿直筋が損傷したと考えご本人とお母様に説明し、施術に入りました。

まず、干渉波の電気治療器を右の大腿直筋に沿ってかけてから背骨・骨盤・足の調整と古武術ゆかりの整体法、右ふとももの皮膚に軽い刺激を与える施術を行ない、湿布をお渡ししてこの日はここまで。

3日後に2回目のご訪問。具合をお尋ねすると「あまり変わりません」とご本人。

干渉波の電気治療器をかけてから古武術ゆかりの整体法、右太ももの筋肉の緊張をゆるめる施術を行ないました。

前回にお渡しした湿布はかゆくなったりしなかったとのことで、今回もお渡ししました。

翌日に3回目のご訪問。「いい感じになってきました」とおっしゃるご本人。2日後にある試合に出るかもしれないそうで、私もより気合いが入りました。

低周波の電気治療器を痛みを感じる所を囲むようにしてかけてから両脚にらせん状の刺激を与える施術を行ないました。

2日後の試合には短い時間ではありますが出場し、勝利したそうでひと安心。次の試合は3日後だそうです。
右膝の具合は順調です。

最初にいらっしゃってから10日後、6回目のご訪問。
残念ながら試合には負けてしまったそうですが、右膝はほとんど気にならなくなったとおっしゃるご本人でした。

低周波の電気治療器をかけてから身体を軽い力でゆらゆらと揺らしていく整体法を行ない、何かあったらすぐにご連絡いただくようにお伝えして今回でひと区切りつけることにしました。

ケガには気を付けて部活をがんばってくださいね。

スポーツにケガは付き物で「やってしまった」ものは仕方がありませんが、手当てが遅れると回復も遅くなるので早めに手を打つことをお勧めします。

当接骨院は、負傷した所だけでなく身体全体のバランスを整えていき回復を早めるように施術を行なっています。

詳しい検査が必要と判断した場合は、整形外科へのご紹介もできます。

スポーツのケガを1日も早く回復させて元気にプレーしたいあなたはコチラへ→