1年ぶりに腰が悲鳴を上げた女性(高崎市・59歳)
2022年05月14日
初めて当接骨院にお越しいただいたのは約1年前。
頑固な腰痛でした。
2,3日前から腰の具合が悪くなり、当接骨院のホームページをご覧になってお電話で予約をいただきました。
ありがとうございます。
いわゆる「へっぴり腰」で膝がほとんど上がらない歩き方でいらっしゃったこの女性、小学校の教諭をされているとのことでした。
お子さん相手の仕事だと腰に不調が起こると相当つらいことと思います。
2回の施術で回復が見られ、腰の右側から右の太ももにかけてと、10年以上前から慢性的にある肩こりが気になるとおっしゃいます。
どこかが具合良くなると他の場所が気になってくるのは珍しくはありません。
10日から2週間に1回のペースで通っていただき、のべ6回の施術で腰は気にならないレベルまで回復し、それ以来は2週間に1回のペースで肩を中心に身体のケアをされ、その都度、ご本人が気になる所をみさせていただくようになりました。
定期的に通われていることもあり、腰の調子は安定して、慢性的な肩こりはゼロにはなっていませんが肩周りの柔軟性は明らかに増していきました。
先月下旬、予定より6日前にお電話をいただき、1年ぶりに腰の具合が悪いとおっしゃるご本人、当日の夕方に来ていただきました。
新年度で忙しく、新1年生を受け持つことになって目を合わせるために前かがみになることが多くなって腰が伸びにくくなったとのことでした。
パソコン作業で座りっぱなしの姿勢が長時間続いたり保護者との面談があったり何かと重いものを運ぶことが多かったり、お話を伺っただけでも大変さが伝わってきました。
ホットパックで腰とお腹を温めてから背骨と肋骨をつなぐ関節の調整と脚をゆっくりジワーッと引っ張る施術、古武術ゆかりの整体法を行ない、その2日後はホットパックから背骨・骨盤・足の調整と脚にらせん状の刺激を与える施術、動かしながら腰周辺の筋肉をゆるめる施術を行ないました。
3日後、腰の具合をお尋ねすると「重いものを持つと少し痛みが出ますがだいぶ良くなりました」とご本人。姿勢はシャンとして歩幅も広くなりました。
こじらせることなく回復に向かって良かったです。
ホットパックで首から肩と腰を温めてから古武術ゆかりの整体法、背骨と背骨をつなぐ筋肉をゆるめる施術、肩甲骨の動きをよりスムーズにする整体法を行ない、就寝前にするセルフケアをご紹介して2週間後に次の予約をいただきました。
同じ姿勢や同じ動作が長く続くと、その姿勢や動作をするために働く筋肉や関節などに負担がかかって損傷しやすくなります。
セルフケアも大切ですが、ある程度の年齢を過ぎるとそれだけでは不十分です。
「あれ、おかしいな」「何か変だぞ」などと身体に異変を感じたら早めに手を打つことをお勧めします。それが重症化を防ぐコツです。